長期入院している人へのお見舞い品などおすすめの手土産を解説

長期入院している人へのお見舞い品について

おすすめな手土産について

長期入院している人へのお見舞いの品は、

「病室で役立つ」
「長い療養生活の気分転換になる」
「相手の負担にならない」

ものがおすすめです。

1.パジャマ・ルームウェア

長期入院では洗い替えが必要になるため、実用的です。

「前開きタイプ」
「着替えやすいもの」
「肌触りのよい素材」
「サイズに余裕のあるもの」

2.タオル

毎日使いやすく、複数あっても困りにくい定番品です。

「フェイスタオル」
「ハンドタオル」
「ガーゼタオル」

3.羽織もの

病室での温度調節に役立ちます。

「カーディガン」
「ひざ掛け」

※医療機器や治療内容によっては使いにくい場合もあります。

4.本・雑誌

長期入院中の時間つぶしや気分転換になります。

「小説」
「趣味の本」
「漫画」
「写真集」
「クロスワードやパズル本」

ただし、重い本よりも、持ちやすく読みやすいものがおすすめです。

5.塗り絵・パズル・手芸用品

長い療養生活で退屈しやすい人へのお見舞いに向いています。

「大人向け塗り絵」
「パズル」
「クロスワード」
「編み物」
「折り紙」

6.写真・メッセージカード

実用品だけでなく、精神的な支えになる品もおすすめです。

「家族や友人の写真」
「寄せ書き」
「手紙」
「メッセージカード」

7.イヤホン

テレビやスマートフォンを使用する人には便利です。

病室が相部屋の場合は、周囲への配慮にも役立ちます。

8.お見舞い金

何が必要なのか分からない場合は、お見舞い金も選択肢になります。

入院中には、売店で必要な日用品を購入したり、治療に関連する出費が発生したりすることもあります。

長期入院のお見舞いで特に大切なことについて

長期入院の場合は、一般的なお見舞い以上に「相手の病状・治療内容・病院のルール」を確認することが大切です。

 

特に注意したいのは、

「食べ物や飲み物」
「生花や鉢植え」
「強い香りのある品」
「大きくて置き場所を取る品」
「高価すぎて相手に気を遣わせる品」
「治療や病状に合わない品」

です。

日用品の注意点について

日用品は便利な反面、

「長期入院を連想させるため、かえって相手を不快にしてしまうこともある」

ので注意が必要です。

本人や家族の希望を聞いてから贈るようにしましょう。

食べ物の注意点について

食べ物を持参する場合、

「病状によっては食事制限がある」ので、「食事制限の有無を確かめることが必要」です。

「果物以外は避けた方が無難」です。

ただし、「個別包装されているお菓子」などは、本人が食べられなくても同室の患者さんに配ることができるため、喜ばれることもあります。

「日持ちのするもの」を選びましょう。

お花の注意点について

花は見舞い品の定番ですが、「最近はアレルギーや感染症の予防」から、生花の持ち込みを禁止している病院もあります。

事前に確認をしたほうがよいでしょう。

☆避けたほうがいい花の一覧

花は見舞い品の定番ですが、中にはお見舞いにはふさわしくないものがあります。

こちらはNGとされる花と理由の一覧です。ぜひ、ご注意ください。

鉢植え・・・根づくが寝つくに通じる

紫陽花・・・色が褪せる

椿・・・花がポトリと落下するので、“首が落ちる”を連想させる

・・・葬式を連想させる

ケシ・・・散りやすい

ユリ・・・匂いが強い

クチナシ、ナデシコ、シクラメン、アカシア・・・死、苦に通じる。

花粉が散りやすい花・・・病人に余計な手間をかけさせる

☆お花の本数の注意点

「4(死)、6(無)、9(苦)」

などの花束の本数を避けて、贈るようにしてください

縁起が悪いので避けたほうがよいお見舞い品について

☆ハンカチ

ハンカチは漢字で「手巾(てぎれ)」と書くため「手切れを連想させる」ので、NGです。

また、白いハンカチは「別れを連想させる」のでタブーとされています。

☆櫛

『「苦」や「死」を連想させる』ため、「くし」は縁起が悪い贈り物です。

☆日本茶

「弔事に使われることの多い日本茶は、お見舞い品には不適切」とされています。

しかし、お茶好きな相手へ贈る際には、オシャレなデザインのものを選べば失礼にはあたりません。

☆スリッパ・履物・靴下・マット類

「相手を踏みつけるという意味合い」から、目上の人に贈る時には注意が必要です。

お見舞い金の金額の相場について

☆プライベートでの金額の相場

お見舞いを贈る場合の金額の目安です。

だいたいの基準は下記の通りになりますが、相手との関係やつきあいの度合いによって異なりますので、ご注意ください。

贈り先・・・金額の目安

両親・・・1万円~3万円

兄弟・・・5千円~2万円

親戚・・・5千円~2万円

友人・・・3千円~1万円

近隣の人・・・3千円~5千円

☆会社関係での金額の相場

会社関係者にお見舞いを贈る場合の金額の目安です。

相手の役職によって金額の相場が多少異なりますが、

「5千円~1万円」が、大体の基準になります。

贈り先の役職・・・金額の目安

役職のない社員・・・5千円~7千円

主任・係長・・・5千円~7千円

課長・・・7千円~8千円

部長以上・・・8千円~1万円

☆お金のマナーについて

入院中は何かと費用がかかるため、お見舞いに「現金を贈る」のも喜ばれます。

通常、目上の方に現金を贈るのは失礼になりますが、お見舞いの場合は失礼にはあたりません

ただし、現金を贈ることに抵抗があれば、「商品券にする」とよいでしょう。

 

お見舞いのお金に新札を使用すると、「用意して持っていた」という感じを与えないために、新札は使いません

ただし、汚れた紙幣は失礼なので、新札に一度折り目をつけて使うことがよろしいでしょう。

訪問のタイミングや渡し方について

お見舞いは、相手の心と体に負担をかけないよう配慮することが大切です。

よほど親しい人や身内でないかぎり、入院直後や手術前後は避け、

「容態が落ち着いたときや快復に向かっているとき」に、

家族や本人に様子を聞いて了解を得てからにしましょう。

 

家族への確認をすませたら、手術前後の日程や、検査の日を避けてお見舞いに行きます。

「病状が深刻そうな場合」「相手が人と会いたくない状況のとき」は、お見舞いには行かないようにし、再度家族に連絡を入れましょう。

 

たくさんの人数でお見舞いに行くのはなるべくやめましょう。特に相部屋だと、他の入院患者たちに迷惑がかかります。

☆お見舞い金やお見舞い品の渡し方

お見舞いの品はまず本人に見せて、付添いの家族がいれば、その人に渡します。

いなければ本人に断って、空きスペースのある棚か、テーブルに置きましょう。

のしの表書きの書き方や水引の選び方について

お見舞いののしの表書きの書き方(1人)

水引:紅白の結び切り

のし:本来はのしをつけますが、「のし」が「のばす」という意味に受け取られることがあり、付けないことが多くなっています。

表書き/上書き:「御見舞」「御伺(目上の人に贈る場合)」

表書き/姓名:やや小さめのフルネーム

夫婦連名での名前の書き方について

お見舞いののしの表書きの書き方(2人)

夫はフルネームで、妻は名前だけを夫の位置に揃えて書きます。

3名までの連名の場合の名前の書き方について

お見舞いののしの表書きの書き方(3人)

地位や年齢が上位の人から順に、右から書きます。

同じ立場の人同士なら、あいうえお順に右から並べます。

4名以上の連名の場合の名前の書き方について

お見舞いののしの表書きの書き方(4人)

代表者の氏名を中央に書き、その左横に「外一同」とする。

また、グループの名称があれば「◯◯会有志」などとします。

おすすめの筆記用具について

表書きは墨をつけて筆で書くのがマナーです。「毛筆」か「筆ペン」を使って書きます。「墨の濃いもの」を選んで下さい。

万年筆やボールペン、フェルトペンなどは避けましょう。

お見舞いのメッセージカードの例文について

・突然のご入院でびっくりしましたが、おかげんはいかがですか?

・こちらは、心ばかりのお見舞いです。

・少しでもお慰めになればとお持ちしました。

・お食事の制限がないと伺いましたので、よろしければ召し上がってください。

・(現金の場合)ご必要なものがわかりませんでしたので、失礼とは存じますが、お納めください。

・(現金の場合)気持ちばかりでございますが、どうぞお納めください。

・元気そうなお顔を拝見してほっとしました。

・経過は順調と伺いまして、安心しました。

・このところ、お忙しすぎたから、少し夏休みをとりなさいということかもしませんね。

・一日も早いご回復をお祈りしております。

・会社のみんなも、寂しがっていますよ。

・ご入院されたと聞き、案じております。徹底した検査を受けられ、十分なご養生をなさいますように。しばらくご静養なされば、前にも増してお元気になられることでしょう。

・突然の事故のお知らせ、ショックです。おけがの具合は、いかがでしょうか。一日も早くご回復なさいますよう、心よりお祈りいたします。

・交通事故のお知らせに、とても驚いています。おけがは、いかがですか。早く元気になって、お目にかかれることを祈っています。

・「交通事故」と聞いて、一瞬目の前が真っ暗。幸い軽傷で済まされた由、ほっとしました。仕事のことはご心配なく、十分養生なさってください。お留守の間、一同力を合わせて頑張ります。

 

「祝儀袋はこれを買ってこう書きます」より

「冠婚葬祭 お金とマナー大事典」より

「三越伊勢丹の儀式110番」より

「NTT D-Mail」より