
病気見舞いとは
病気見舞いとは
病気見舞いは、
「病気やけがをした人の体調を気遣い、回復を願って励ましや慰めの気持ちを伝えること」
です。
病気見舞いには、
「自宅療養中の人を訪問する」
「入院している人を見舞う」
「お見舞いの言葉やメッセージを送る」
「家族に気遣いの言葉をかける」
「お見舞い金を渡す」
「花や果物などの品物を贈る」
のような形があります。
病気見舞いの目的について
病気見舞いの主な目的は、「病気の人を気遣い、精神的に支えること」です。
そのため病気見舞いには、
「一日も早い回復を願う」
「不安や孤独を和らげる」
「励ましの気持ちを伝える」
「家族を含めて気遣う」
「必要に応じて生活面を支援する」
といった意味があります。
「病気見舞い」と「入院見舞い」の違いについて
病気見舞い:自宅療養中なども含め、病気の人全般へのお見舞い
入院見舞い:病院に入院している人へのお見舞い
つまり、病気見舞いは「入院見舞いも含めたお見舞い全般を指す広い言葉」になります。
訪問のタイミングについて
お見舞いは、相手の心と体に負担をかけないよう配慮することが大切です。
自宅にお見舞いに行く場合は、「相手の都合のよい時間を聞いてから伺うことが必要」です。
お見舞いに行ってはいけないケースについて
「病状が深刻そうな場合」や「相手が人と会いたくない状況のとき」は、
「お見舞いには行かない」ようにし、「お見舞いの手紙」などで気持ちを伝えるのも思いやりです。
訪問出来ない場合や遅れてしまった場合について
お見舞いに行けない場合は、家族あてに手紙を書いて、伝えてもらうようにお願いしましょう。
服装や香水について
病人に会いに行くのでおしゃれは不要です。しかし、黒を基調とした服装も、相手の気分が暗くなるのでやめましょう。
何より、節度をもった服装にしましょう。
病人は「香りに敏感になっていることも多く、不快に感じやすい」ことから、
香水はつけない方が無難です。
病状を聞かないほうがいいか?について
病気の人が元気になるような会話を心がけます。
できるだけ明るい話題を選び、何よりも相手を励ます言葉をかけることが大切。
状病を聞くのはタブーですが、相手が病状を話し始めた場合は、親身になって話を聞いてあげましょう。
品物の渡し方について
お見舞いの品はまず本人に見せて、付添いの家族がいれば、その人に渡します。
いなければ本人に断って、空きスペースのある棚か、テーブルに置きましょう。
お見舞い金の金額の相場について
☆プライベートでの金額の相場
お見舞いを贈る場合の金額の目安です。
だいたいの基準は下記の通りになりますが、相手との関係やつきあいの度合いによって異なりますので、ご注意ください。
贈り先・・・金額の目安
両親・・・1万円~3万円
兄弟・・・5千円~2万円
親戚・・・5千円~2万円
友人・・・3千円~1万円
近隣の人・・・3千円~5千円
☆会社関係での金額の相場
会社関係者にお見舞いを贈る場合の金額の目安です。
相手の役職によって金額の相場が多少異なりますが、
「5千円~1万円」が、大体の基準になります。
贈り先の役職・・・金額の目安
役職のない社員・・・5千円~7千円
主任・係長・・・5千円~7千円
課長・・・7千円~8千円
部長以上・・・8千円~1万円
☆お金のマナーについて
入院中は何かと費用がかかるため、お見舞いに「現金を贈る」のも喜ばれます。
通常、目上の方に現金を贈るのは失礼になりますが、お見舞いの場合は失礼にはあたりません。
ただし、現金を贈ることに抵抗があれば、「商品券にする」とよいでしょう。
お見舞いのお金に新札を使用すると、「用意して持っていた」という感じを与えないために、新札は使いません。
ただし、汚れた紙幣は失礼なので、新札に一度折り目をつけて使うことがよろしいでしょう。
お見舞い袋や封筒の表書きの書き方について
お見舞い金や商品券を持っていく場合は、
下記のような『「御見舞」と表書きしたお見舞い袋』に入れるか、
「左側に赤い線が入った封筒」に入れて渡します。
ただし、「白い封筒はNGです」ので、注意してください。
お見舞い袋の表書きの書き方について
☆単名の名前の書き方について

水引:紅白の結び切り
のし:本来はのしをつけますが、「のし」が「のばす」という意味に受け取られることがあり、付けないことが多くなっています。
表書き/上書き:「御見舞」「御伺(目上の人に贈る場合)」
表書き/姓名:やや小さめのフルネーム
夫婦連名での名前の書き方について

夫はフルネームで、妻は名前だけを夫の位置に揃えて書きます。
3名までの連名の場合の名前の書き方について

地位や年齢が上位の人から順に、右から書きます。
同じ立場の人同士なら、あいうえお順に右から並べます。
4名以上の連名の場合の名前の書き方について

代表者の氏名を中央に書き、その左横に「外一同」とする。
また、グループの名称があれば「◯◯会有志」などとします。
おすすめの筆記用具について
表書きは墨をつけて筆で書くのがマナーです。「毛筆」か「筆ペン」を使って書きます。「墨の濃いもの」を選んで下さい。
万年筆やボールペン、フェルトペンなどは避けましょう。
中袋の書き方について

表側:中央に金額を書きます。ただし、市販のもので金額の記入欄がある場合はそこに書きます。算用数字ではなく、漢字を用いましょう。
裏側:住所と氏名を書きます。こちらも記入欄があればそこに書きます。
金額の書き方:金額は漢数字で書きます。表記は正式でも略式でも構いません。
正式・・・略式
金 伍阡圓・・・金 五千円
金 壱萬圓・・・金 一万円
金 弐萬圓・・・金 二万円
金 参萬圓・・・金 三万円
金 伍萬圓・・・金 五万円
金 拾萬圓・・・金 十万円
中袋へのお金の入れ方について
のし袋に入れる現金は、封筒に入れるか中袋に包みます。市販ののし袋で中袋がついていないときは、半紙か奉書紙で包むと丁寧です。
中袋を上包みから外すときは、水引をかけたまま上包みの下から引き抜きます。水引は一度外すとかけ直すのが難しいので、お金を入れて金額や氏名を記入したらそのまま下側から入れて戻すと袋がよれたりしません。
封筒の表書きの書き方について
白い封筒はNGですので、ご注意ください。
単名での名前の書き方について

水引:付けない
のし:付けない
表書き/上書き:「御見舞」「御伺(目上の人に贈る場合)」
表書き/名前:やや小さめの文字でフルネーム
夫婦連名での名前の書き方について

夫はフルネームで、妻は名前だけを夫の位置に揃えて書きます。
3名までの連名の場合の名前の書き方について

地位や年齢が上位の人から順に、右から書きます。
同じ立場の人同士なら、あいうえお順に右から並べます。
4名以上の連名の場合の名前の書き方について

代表者の氏名を中央に書き、その左横に「外一同」とする。
また、グループの名称があれば「◯◯会有志」などとします。
のしの表書きの書き方や水引の選び方について
単名での名前の書き方について

水引:紅白の結び切り
のし:本来はのしをつけますが、「のし」が「のばす」という意味に受け取られることがあり、付けないことが多くなっています。
表書き/上書き:「御見舞」「御伺(目上の人に贈る場合)」
表書き/姓名:やや小さめのフルネーム
夫婦連名での名前の書き方について

夫はフルネームで、妻は名前だけを夫の位置に揃えて書きます。
3名までの連名の場合の名前の書き方について

地位や年齢が上位の人から順に、右から書きます。
同じ立場の人同士なら、あいうえお順に右から並べます。
4名以上の連名の場合の名前の書き方について

代表者の氏名を中央に書き、その左横に「外一同」とする。
また、グループの名称があれば「◯◯会有志」などとします。
おすすめの筆記用具について
表書きは墨をつけて筆で書くのがマナーです。「毛筆」か「筆ペン」を使って書きます。「墨の濃いもの」を選んで下さい。
万年筆やボールペン、フェルトペンなどは避けましょう。
おすすめな手土産について
自宅療養中の場合は、病院ほど持ち込み制限がないため、療養生活を助けるものが選びやすくなります。
おすすめは、
「常温保存できる飲み物」
「食べやすい食品」
「レトルト食品」
「フルーツ」
「タオル」
「日用品」
「加湿・保温などに役立つ用品」
「読書用品」
「リラックス用品」
「お見舞い金」
「メッセージカード」
など、
「回復までの自宅生活を支えるもの」
が、病気のお見舞い品の中心になります。
日用品の注意点について
日用品は便利な反面、
「長期入院を連想させるため、かえって相手を不快にしてしまうこともある」
ので注意が必要です。
本人や家族の希望を聞いてから贈るようにしましょう。
食べ物の注意点について
食べ物を持参する場合、
「病状によっては食事制限がある」ので、「食事制限の有無を確かめることが必要」です。
「果物以外は避けた方が無難」です。
ただし、「個別包装されているお菓子」などは、本人が食べられなくても同室の患者さんに配ることができるため、喜ばれることもあります。
「日持ちのするもの」を選びましょう。
お花の注意点について
花は見舞い品の定番ですが、「最近はアレルギーや感染症の予防」から、生花の持ち込みを禁止している病院もあります。
事前に確認をしたほうがよいでしょう。
☆避けたほうがいい花の一覧
花は見舞い品の定番ですが、中にはお見舞いにはふさわしくないものがあります。
こちらはNGとされる花と理由の一覧です。ぜひ、ご注意ください。
鉢植え・・・根づくが寝つくに通じる
紫陽花・・・色が褪せる
椿・・・花がポトリと落下するので、“首が落ちる”を連想させる
菊・・・葬式を連想させる
ケシ・・・散りやすい
ユリ・・・匂いが強い
クチナシ、ナデシコ、シクラメン、アカシア・・・死、苦に通じる。
花粉が散りやすい花・・・病人に余計な手間をかけさせる
☆お花の本数の注意点
「4(死)、6(無)、9(苦)」
などの花束の本数を避けて、贈るようにしてください
縁起が悪いので避けたほうがよいお見舞い品について
☆ハンカチ
ハンカチは漢字で「手巾(てぎれ)」と書くため「手切れを連想させる」ので、NGです。
また、白いハンカチは「別れを連想させる」のでタブーとされています。
☆櫛
『「苦」や「死」を連想させる』ため、「くし」は縁起が悪い贈り物です。
☆日本茶
「弔事に使われることの多い日本茶は、お見舞い品には不適切」とされています。
しかし、お茶好きな相手へ贈る際には、オシャレなデザインのものを選べば失礼にはあたりません。
☆スリッパ・履物・靴下・マット類
「相手を踏みつけるという意味合い」から、目上の人に贈る時には注意が必要です。
お見舞いのメッセージカードの例文について
・ご病気お見舞い申しあげます。ご病状はいかがでしょうか。一日も早いご回復を、心からお祈りしております。
・ご病気その後いかがでしょうか。心からお見舞い申しあげます。 病は気からと申します。早く良くなって、元気なお姿をお見せください。
・お体の具合は、いかがですか。ご全快を祈念し心よりお見舞い申しあげます。一日も早く、お元気なお顔を拝見したいと願っております。
・ご容態はいかがでしょうか。遠方のためお見舞いに伺えず申し訳ありません。一日も早いご回復、ご退院をお祈りいたします。
・ご病気の具合はいかがですか。遠く離れているため、ただ心配するばかりです。どうか十分ご加養のうえ、一日も早いご回復を祈っております。
・お子様のご病気お見舞申し上げます。
・その後病状はどうですか。くれぐれもお大事に願います。
・病気の報に接し、早く全快されますように祈ります。
・病気入院の報に接し、全快の早いことを祈ります。
・病気お見舞い申し上げます。くれぐれもお大事に。
「祝儀袋はこれを買ってこう書きます」より
「冠婚葬祭 お金とマナー大事典」より
「三越伊勢丹の儀式110番」より
「NTT D-Mail」より































