
厄除けとは何かや厄払いとは何かについて
☆厄除けとは何かや厄払いとは何か
厄除け(やくよけ)や厄払い(やくばらい)とは、
「災難や不幸、病気、事故などの災いを避け、穏やかで健康な生活を送れるように願う日本の伝統的な風習・信仰」
です。
日本では、人生の中で災難に遭いやすいと考えられてきた年齢を「厄年」と呼び、その時期に神社やお寺で祈祷を受ける習慣があります。
厄除けと厄払いは似た意味で使われますが、一般的には次のような違いがあります。
厄除けと厄払いの違いについて
項目・・厄除け・・厄払い
基本的な意味・・災いが近づかないようにする・・身についた災いを取り除く
主な目的・・災難を未然に防ぐ・・災難を祓い清める
行われる場所・・お寺など・・神社など
主な方法・・厄除け祈祷・お札・お守り・・お祓い・厄払い祈祷
つまり、
厄除けは「お寺」で使われる言葉
厄払いは「神社」で使われる言葉
になります。
ただし、この区別は一般的な説明であり、神社でも「厄除け」という言葉を使うなど、実際には重なる部分もあります。
なぜ厄除けや厄払いをするのか
日本では古くから、「人生には災難が起こりやすいと考えられている節目の年齢がある」とされてきました。
これを「厄年」と呼びます。
厄年には、次のようなことに気をつける風習があります。
「病気やケガに注意する」
「事故や災難に気をつける」
「家庭や仕事の変化に注意する」
「健康管理を心がける」
「慎み深く、落ち着いた生活を送る」
厄年は必ず不幸が起きる年という意味ではありません。
「人生の転換期として、普段以上に健康や生活に気を配る機会」と考えることもできます。
厄年とは
厄年とは、
「昔から災難や体調不良などに注意が必要と考えられてきた年齢のこと」
です。
一般的には「数え年」で、「次の年齢が本厄」とされています。
性別・・本厄・・特に注意するとされる大厄
男性・・25歳・42歳・61歳・・42歳
女性・・19歳・33歳・37歳・61歳・・33歳
※地域や神社によって年齢の考え方は異なります。
また、本厄の前後には次の年があります。
前厄(まえやく):本厄の前年
本厄(ほんやく):厄年の中心となる年
後厄(あとやく):本厄の翌年
この3年間を通じて、厄除けや厄払いを行う人もいます。
厄除けや厄払いにはどのような方法があるか?
1.神社で厄払いを受ける
神社で神職による祈祷やお祓いを受け、災難を避けて平穏に過ごせるよう祈願します。
2.お寺で厄除け祈祷を受ける
お寺で厄除けの祈祷を受け、災いを退けて無事に過ごせるよう願います。
3.厄除けのお守りやお札を受ける
神社やお寺で授与されるお守りやお札を身につけたり、自宅にお祀りしたりします。
4.自宅で厄除けの風習を行う
厄除けの方法については色々言われていますが、ここでは古くから伝わる一般的な5つの厄除け方法について紹介いたします。
1.年頭に、家族や縁者・友人を招いて酒盛りをし、厄を落とす。
2.節分の夜に、身に着けている物を道に捨てる。
3.節分の豆まきの際に、厄もまいて他の人に拾ってもらう。
4.小豆ご飯やお餅、お金などを、十字路、または町からちょっと出たところにポンと捨ててくる。
5.餅まきをしたり、果物やお菓子をみんなに配ったりする。
「日本人のしきたり」より
「暮らしに生きる日本のしきたり」より
「日本人の縁起かつぎと厄払い」より































