
自宅で出来る厄除けの方法について
自宅でできる厄除けや厄払いの方法について
自宅でできる厄除けには、さまざまな方法があります。
代表的なものを紹介します。
① 節分に豆まきをする
節分の豆まきは、古くから日本で行われている厄除けの風習です。
炒った大豆をまきながら「鬼は外、福は内」と唱え、災いや邪気を追い払い、福を招き入れることを願います。
一般的な豆まきの手順は次のとおりです。
1. 炒った大豆や福豆を用意する
2. 家の玄関や窓などで豆をまく
3. 「鬼は外」と唱えて外に向かって豆をまく
4. 「福は内」と唱えて家の中に豆をまく
5. 最後に豆を拾って片付ける
豆まきは、家族みんなで参加できる厄除けの風習です。
② 塩を使ってお清めをする
塩は、古くから日本でお清めに使われてきたものです。
自宅で塩を使ったお清めを行う場合は、「玄関や水回りなどをきれいに掃除したうえで、少量の塩を小皿に盛る方法」などがあります。
また、「玄関先に盛り塩を置く風習」もあります。
ただし、盛り塩は地域や家庭によって考え方が異なり、神社やお寺で正式に行う厄払いとは別の民間風習です。
③ 家の中を掃除して清潔にする
家の中を掃除して、清潔な環境を整えることも、日常生活に取り入れやすい方法です。
特に次の場所を重点的に掃除してみましょう。
玄関:靴を整理して、たたきを掃除する
トイレ:便器や床をきれいにする
キッチン:シンクやコンロの汚れを落とす
寝室:寝具を整え、不要なものを片付ける
リビング:ほこりを取り、整理整頓する
家の中を清潔にすることで、気持ちもすっきりし、新たな気持ちで生活を始められます。
④ お札やお守りを自宅にお祀りする
神社やお寺で授かった厄除けの御札やお守りを、「自宅の決まった場所にお祀りする方法」です。
神社やお寺に参拝した際に厄除けのお札を授かり、自宅で大切にお祀りしましょう。
神棚がない家庭でも、清潔な棚などに安置することができます。
お札を置くときは、次の点に気をつけます。
「清潔で明るい場所に置く」
「できれば目線より高い位置に安置する」
「ほこりがたまらないようにする」
「お札の向きや置き方は授かった神社・お寺の説明に従う」
⑤ 神社のお清めの方法を参考にする
神社では、参拝前に手水舎(てみずや)で手や口を清める習慣があります。
自宅でも、「外出から帰ったときに手洗いやうがいを丁寧に行い、身の回りを清潔にすること」を心がけてみましょう。
これは神社で行う正式な祓いとは異なりますが、日常生活の中で気持ちを整える習慣として取り入れられます。
⑥ お風呂に入って身を清める
「入浴して汗や汚れを洗い流し、心身を清潔にすること」も、自宅で取り入れやすい習慣です。
昔から日本では、神事の前などに水で身を清める「禊(みそぎ)」という習慣があります。
自宅で入浴することは正式な禊とは異なりますが、気持ちを切り替えたいときにおすすめです。
⑦ 厄除けの縁起物を飾る
自宅に厄除けに関係する縁起物を飾る方法もあります。
例えば、次のようなものがあります。
縁起物・・願い・意味
破魔矢・・邪気を払い、災いを避ける
厄除けの御札・・災難を避け、平穏を願う
獅子頭・・邪気を払い、災難を防ぐという信仰
厄除けのお守り・・災難を避けることを願う
自宅で厄除けをするときにおすすめの時期やタイミングについて
自宅で厄除けの風習を取り入れる時期に、厳密な決まりはありません。
次のようなタイミングがおすすめです。
タイミング・・取り入れたいこと
お正月・・家の掃除、御札やお守りをお祀りする
節分・・豆まきをする
厄年を迎えたとき・・厄除けのお守りを授かる
誕生日・・新しい気持ちで健康や安全を願う
引っ越しのとき・・家の掃除や整理整頓をする
病気やケガの後・・健康を願い、生活環境を整える
特に節分は、昔から邪気を払い、福を招く行事として親しまれています。
自宅で厄除けをするときの注意点について
自宅で厄除けの風習を取り入れる際には、次の点に注意しましょう。
① 無理に特別な道具を用意する必要はない
豆まきや掃除など、身近なことから始められます。
高価な縁起物やお守りを購入する必要はありません。
② 盛り塩の扱いに注意する
盛り塩は伝統的な風習の一つですが、厄除けの効果が科学的に証明されているわけではありません。
小さな子どもやペットがいる家庭では、誤って口にしないように注意しましょう。
③ 火を使う場合は安全に配慮する
お香や線香を使用する場合は、火災ややけどに注意し、使用中はその場を離れないようにしましょう。
④ 自宅での風習と正式な祈祷を区別する
自宅で行う豆まきやお清めは、昔からの風習や日常の習慣です。
神社やお寺で受ける正式な厄払い・厄除け祈祷とは異なります。
神社やお寺に行けない場合はどうすればよい?
病気やケガ、入院、遠方に住んでいるなどの理由で、神社やお寺に行けない人もいるでしょう。
そのような場合には、次の方法を検討できます。
「家族に代理で参拝してもらう」
「神社やお寺に郵送での祈祷を相談する」
「お札やお守りを郵送で授与してもらう」
「自宅で手を合わせて健康や安全を願う」
神社やお寺によっては、郵送による祈祷やお守りの授与を受け付けています。
ただし、代理参拝や郵送祈祷の対応は各施設によって異なるため、事前に確認しましょう。
病気やケガが続くときも自宅で厄除けをしてよい?
病気やケガが続いたときに、厄年や厄払いが気になる人もいます。
そのような場合、自宅で厄除けの風習を取り入れたり、神社やお寺で祈願したりすることはできます。
ただし、病気やケガの回復を願う場合には、厄除けとは別に「病気平癒祈願」という方法もあります。
祈願の種類・・願うこと
厄除け・・災難や厄を避ける
厄払い・・災いを祓い清める
病気平癒祈願・・病気やケガからの回復
健康祈願・・健康で元気に過ごす
病気やケガについては、厄年が原因と決めつけず、医療機関で適切な診察や治療を受けることが大切です。
「日本人のしきたり」より
「暮らしに生きる日本のしきたり」より
「日本人の縁起かつぎと厄払い」より































