
厄除けのお守りの選び方と持ち方について
厄除けのお守りとは
厄除けのお守りは
「厄年や災難が気になるときに、災いを避けて平穏な生活を送れるよう願うためのお守り」
です。
日本では古くから、「厄年には病気やケガ、事故などに注意が必要」と考えられてきました。
そのため、神社やお寺で厄除け祈祷を受けたり、お守りを身につけたりする習慣があります。
厄除けのお守りには、次のような願いが込められています。
「病気やケガをせず健康に過ごせるように」
「交通事故や災難に遭わないように」
「仕事や家庭でのトラブルを避けられるように」
「厄年を無事に過ごせるように」
「家族が安全で幸せに暮らせるように」
お守りは、持っているだけで災難を必ず防げるというものではありません。
神仏への願いや感謝の気持ちを大切にしながら、日々の安全や健康を心がけることも大切です。
厄除けのお守りの選び方について
厄除けのお守りを選ぶときは、次の4つのポイントを参考にしましょう。
① 厄除け専用のお守りを選ぶ
厄年を迎えた人や、災難を避けて過ごしたい人には、「厄除守」「厄除け御守」などと書かれたお守りがおすすめです。
神社やお寺によって名称や形は異なりますが、厄除けを願うためのお守りとして授与されています。
② 自分の願いに合ったお守りを選ぶ
厄除けだけでなく、健康や安全など、具体的な願いに合わせて選ぶ方法もあります
例えば、病気やケガが心配な人は健康守や病気平癒守、家族全員の安全を願いたい人は家内安全守を選ぶとよいでしょう。
お守りの種類・・主な願い
厄除け守・・災難や厄を避ける
健康守・・健康で元気に過ごす
病気平癒守・・病気やケガからの回復
交通安全守・・交通事故や災難を避ける
家内安全守・・家族の安全と健康
身体健全守・・心身ともに健康で過ごす
③ 神社やお寺で選ぶ
お守りは、神社やお寺で授与されているものを選ぶのが一般的です。
普段から参拝している場所や、厄除けで知られている神社・お寺など、自分がご縁を感じる場所で選ぶのもよいでしょう。
④ 自分が大切にできるものを選ぶ
お守りには、袋型、カード型、根付型など、さまざまな形があります。
毎日持ち歩きやすいものや、自分が大切に扱えるものを選びましょう。色やデザインに絶対的な決まりはありません
厄除けのお守りの正しい持ち方について
厄除けのお守りは、常に身近に置いておくことが基本的な考え方です。
次のような方法で持ち歩くことができます。
① バッグやカバンに付ける
普段使っているバッグやカバンに取り付ける方法です。
外出するときに自然と身近に置いておけます。
② 財布やポーチに入れる
小さなお守りやカード型のお守りであれば、財布やポーチに入れて持ち歩くこともできます。
③ 衣服のポケットに入れる
仕事や外出時に、上着やズボンのポケットに入れて持ち歩く方法もあります。
④ 車の中に置く
交通安全も願いたい場合は、車内にお守りを置く方法があります。運転の妨げにならない安全な場所に置きましょう。
大切なのは、持ち方にこだわりすぎるのではなく、お守りを粗末に扱わず、大切にすることです。
厄除けのお守りを自宅に置く場合の場所について
厄除けのお守りは、必ずしも持ち歩く必要はありません。自宅の決まった場所に置いて、大切にする方法もあります。
おすすめの置き場所は次のとおりです。
① 神棚
神棚がある家庭では、神棚やその近くにお守りを安置する方法があります。
清潔に保ち、丁寧にお祀りしましょう。
② 目線より高い位置の棚
神棚がない場合は、リビングなどの清潔で落ち着いた場所にある棚を利用できます。
できれば目線より高い位置に置き、日常的に目に入る場所にするとよいでしょう。
③ 仏壇の近く
お寺で授かったお守りの場合は、仏壇の近くなどに置くことも考えられます。
ただし、仏壇の中に入れるかどうかなどは、お寺の案内に従いましょう。
④ 寝室の清潔な場所
寝室に置く場合は、ベッド周辺の清潔な棚などがおすすめです。
床に直接置いたり、物で埋もれたりしないようにしましょう。
⑤避けたい置き場所
「床や玄関のたたきなど、汚れやすい場所」
「トイレや浴室など湿気の多い場所」
「物が散らかっている場所」
「直射日光や高温で傷みやすい場所」
なお、お守りの置き場所や向きに全国共通の厳格な決まりがあるわけではありません。
厄除けのお守りは複数持っても大丈夫?
神社やお寺のお守りを複数持つことについて、心配する人もいるかもしれません。
一般的には、「複数のお守りを持っても問題ない」とされています。
例えば、次のような組み合わせがあります。
「厄除け守と健康守」
「厄除け守と交通安全守」
「厄除け守と家内安全守」
「厄除け守と病気平癒守」
「神社とお寺の両方のお守りを持つ」ことも、一般に問題ありません。
ただし、たくさん持つこと自体が大切なのではなく、それぞれのお守りを粗末に扱わず、感謝の気持ちを持って大切にすることが重要です。
厄除けのお守りはいつまで持っていてよいのか?
厄除けのお守りは、「一般的に授かってから1年程度を目安に返納する」習慣があります。
ただし、必ず1年で返さなければならないという決まりではありません。
例えば、次のようなタイミングで返納を考えるとよいでしょう。
「授かってから1年が経過したとき」
「前厄・本厄・後厄の期間が終わったとき」
「新しいお守りを授かったとき」
「お守りが古くなったり傷んだりしたとき」
逆に、厄年の3年間を通してお守りを持ち続ける人もいます。
お守りの有効期限については、授かった神社やお寺の考え方を確認しましょう。
古くなった厄除けのお守りの返納方法について
役目を終えたと考えるお守りは、「授かった神社やお寺に返納する」のが一般的です。
返納する場合は、次の方法があります。
① 授かった神社やお寺に返す
境内に設置されている古札納所やお守り返納所に納めます。
② 別の神社やお寺に返す
遠方に住んでいて授かった場所に行けない場合は、近くの神社やお寺で受け付けてもらえるか確認しましょう。
「神社のお守りは神社へ返す」、「お寺のお守りはお寺へ返す」のが基本的に無難です。
③ 郵送で返納する
神社やお寺によっては、郵送による返納を受け付けている場合があります。
事前に公式サイトなどで確認しましょう。
なお、返納する際は、これまで守っていただいたことへの感謝の気持ちを持って納めるとよいでしょう。
厄除けのお守りを家族や友人にプレゼントしてもよいか
厄除けのお守りは、自分のためだけでなく、家族や友人など大切な人に贈ることもできます。
例えば、次のような場面で贈られています。
「厄年を迎えた家族への贈り物」
「病気やケガをした人へのお見舞い」
「新しい仕事や生活を始める人への贈り物」
「交通事故などが心配な人への贈り物」
「健康や安全を願う両親へのプレゼント」
ただし、相手によってはお守りを受け取ることにこだわりがある場合もあります。
贈るときは、「相手の気持ちを考え、健康や安全を願う気持ちを伝える」とよいでしょう。
特に病気で入院している人へのお見舞いには、病気平癒のお守りも選択肢になります。
ただし、「宗教的な考え方や本人の希望を事前に確認すること」をおすすめします。
「にほんのお守り」より
「ありがたい神社の歩き方、神様の見つけ方」より































